近年のフィットネスブームでパーソナルトレーニングを受ける方が増えてきています。
それにともなってパーソナルトレーナーとして働く方も増えてきました。
パーソナルトレーナーと聞くと、ジムの中で働いているイメージがあると思います。
しかし実は、「店舗営業型」や「出張型」の働きかたもあるってご存知でしたか?
今回はパーソナルトレーナーの代表的な働き方の1つである「店舗営業型」と「出張型」について紹介していきます!
独立したパーソナルトレーナーの働き方
独立したパーソナルトレーナーの働き方には大きく分けて店舗型と出張型があります。
店舗型はジムやマンションの一室など自分のスペースを確保してお客様を招き、トレーニング指導を行うタイプのパーソナルトレーニングです。
店舗型ではジムが拠点となり、移動することができないため、拠点地域を中心に認知を高めていくのに効果的なポスティング・ビラ配りが特に有効な集客法になります。
また店舗自体が看板としての役割を果たすため、リアルの口コミを起こしやすいという特徴もあります。
出張型は個人の自宅やオフィスなど、お客様のもとに自分が足を運ぶタイプのパーソナルトレーニングです。
移動するという特徴から大がかりなトレーニング器具やマシンは使わないことが多いため、トレーニング初心者の方や健康管理を意識されている方、自宅を離れることが難しい方がターゲットとなります。
次の章から店舗型と出張型それぞれのメリットとデメリットについてお伝えしていきます。
店舗型で独立するメリット・デメリットとは?
メリット1:マシンや高重量の器具をおくことができる
店舗型の大きなメリットは、何といっても大掛かりなマシンや高重量の器具を使った本格的なトレーニングができる点でしょう。
パーソナルトレーニングを受けたいという方の多くは程度の差こそあれ、効率的に筋肉を大きくすることが目的です。
初心者でも簡単・安全に筋肉を刺激できるマシンや、高重量のトレーニング器具をおける点は非常に大きなメリットになります。
メリット2:移動する必要がない
トレーニング指導を行う時に移動をしなくていいことは時間や交通費の面でとても大きなメリットです。
また、固定の場所にお客様が集まるため、セミパーソナルトレーニングやイベントなど、場所を使ったサービス提供・集客のバリエーションも多くあります。
メリット3:信用を得やすい
店舗型は法人として運営しているところも多く、CMなどでプロモーションもおこなっているジムは認知度も高いため、信用を得やすいのがメリットです。
地域密着型のジムでも口コミを起こしやすいため、出張型より集客は容易になります。
デメリット1:初期投資が大きい
店舗型のデメリットの一つが初期投資の大きさです。
器具代・敷金礼金・場所代を合わせると、最低でも100万円前後の初期投資がかかることを想定しておいたほうが良いでしょう。
デメリット2:固定費がかかる
店舗を借りるため、もちろん家賃等の固定費がかかります。
出張型と比べてよりコスト面のリスクが高くなります。
業種に限らず固定費はできる限り少なく収めるようにしましょう。
デメリット3:自店舗周りで悪い噂が立つと挽回が難しい
店舗を構えると、自店舗の周りで悪い噂が立った時に挽回が難しいというリスクもあります。
経営面・またプライベートでよりモラルが問われるのも店舗型の特徴であると言えます。
やはり自分の城を構えることはある程度の覚悟が必要なのです。
出張型で独立するメリット・デメリットとは?
メリット1:初期投資がほぼ必要ない
賃貸を借りず、大がかりな器具も必要としない出張型のパーソナルトレーニングは初期投資があまりかからない点が大きなメリットです。
チューブやマットがコストとしてかかるくらいでしょう。
メリット2:固定費がかなり少ない
店舗型とは逆に、出張型のパーソナルトレーナーは家賃・光熱費・などがかからず、交通費なども上がった売り上げの中から出すことができるため、固定費がほぼかかりません。
そのため、副業として始める方も多いのです。
メリット3:商圏・ターゲットを広げることができる
自分が移動することができるので、自分の許容範囲のなかで活動範囲を拡げることができます。
商圏を拡げることが必ずしも集客に有効とは限りませんが、柔軟にクライアントの要望に応えられるという点では融通が効きやすいでしょう。
近くに良いジムがない地域に住んでいる方や家を離れる時間がない方がクライアントになりやすいようです。
デメリット1:店舗型に比べて集客が難しい
店舗を持たない出張型のパーソナルトレーナーは、看板となる目印がないゆえにウェブでの集客や口コミ・紹介でのクライアント獲得がメインになります。
業界でもある程度知名度がないのであれば、自分で少しずつお客様を増やしていくしかないです。
集客の方法が知りたい方はこちらをご覧ください!
デメリット2:信用を得ることが難しい
出張型のパーソナルトレーナーは店舗を持たないため、信用を得ることが難しいようです。
店舗型以上に信用度、また認知度が大きなウエイトを占める働き方だと言えるでしょう。
デメリット3:移動に交通費と時間がかかる
移動に時間と交通費がかかる点は、出張型の最大のデメリットです。
電車で移動する場合は電車代・徒歩での移動時間、また場合によっては必要機材を持ち運ぶのにかなりの体力も必要です。
車を運転をして現場に向かう場合は移動中にできる仕事はあまりないため、大きな利益をあげるにはサービスや仕組みに工夫が必要かもしれません。
これからパーソナルトレーナーとしてのキャリアを始める方は…
出張型はパーソナルトレーナーとして独立したい方にとって始めやすく、また集客や現場での指導も店舗型とは違う知識が必要になります。
自己成長したい方のスタートアップにもぴったりの働き方ですね!
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