ヨガインストラクターといえば、どんな方を思い浮かべますか？
心身ともに健康で、心も体も鍛えられていると言うイメージを抱く人も少なくないと思います。
とはいえ、健康を職業にする仕事ならではの大変さも…。
今回は、ヨガインストラクターとして大変だったりキツイと思う部分を、ピックアップしてお伝えしていこうと思います。
いつも健康でなければいけない！
・ヨガインストラクターはいつも健康的というイメージがある。
近年のヨガブームにより、ヨガを行うことにより健康な体と心になるとメディアで盛んに宣伝され、ヨガインストラクターはいつも健康でいなければという風潮を感じます。
そのイメージを持った生徒さんが大半なので、「きつい」や「痛い」などの本音を吐くことができなくて大変というインストラクターの声も聞きます。
・笑顔でレッスンを行わないといけない
自分のレッスン日に体調が悪くなっても、代わりにやってくれる方もいないので、休むことができません。不調であってもレッスンを行うのはプロである以上当たり前ですが、大変な部分でもあります。
そんな辛く大変な時も、休むどころか生徒さんに元気を与える存在でいなければならないと思い、笑顔でレッスンをし、さらに気持ちにも無理を重ねてしまう事も実際あったりします。
・人前で教えるというプレッシャーに耐えなければいけない
ヨガインストラクターの中には、ヨガはとても好きだけど、大勢の人の前だったりすると、うまく自分を表現できずプレッシャーを感じてしまい、それを負担に思ってしまう人もいます。
結果として心身の不調が出てしまうこともあります。
・体型を維持する必要がある
これも頻繁に聞くヨガインストラクターの悩みですが、ヨガインストラクターは“引き締まった細身の体型”のイメージを持っている生徒さんも多く、人前で注目される仕事柄、自分の体型のコンプレックスを抱えてしまいがちです。
周りと比べることはヨガでは必要ない事とわかっていながらも、周りと比べてしまい、モチベーションが下がってしまう事も多く見受けられます。
とにかく体力が要る仕事
・実際は残業も多くある
ヨガのインストラクターって日々健康的な生活をしていて、しっかり休みもとってるいるんだろうなと、一般的にイメージされるかもしれません。
会社帰りのお客様にレッスンをおこなうには、遅くまで営業する必要があり23時ごろに退勤となることも。朝も早いことが多くスタジオによっては過酷な労働条件ともいえます。
またスタジオを閉めた後に、次の日の準備や、売り上げの確認をしたりするので、実際は残業があるときも多く、結構大変なのです。
・レッスン以外の業務も
ヨガのレッスン一回だけでもかなり体力を使いますが、一日に多い日で４、５回のレッスンがあったりすれば、いくらインストラクターといえど一日を通してかなりの体力を消耗すると思います。
またレッスン前にチケット販売のため受付業務をしたり、レッスン後はフロアの掃除などもしないといけない場合も多く、レッスンの20分前後は他の仕事をしないといけない場合もあります。
ただでさえレッスンで体力を使うのに、さらにレッスン前後にある雑務や生徒さんの対応、その上残業となればかなり体力的にはきつく、中には辞めてしまう人もいるのが現状です。
・休憩がとれにくい
レッスンの間に、チケット販売や受付業務をおこなうことが多いです。接客対応となると時間の調整が取りにくいため、レッスンぎりぎりまで対応に追われることも…。休憩がなかなか取れないときもあります。
常に生徒から比較されやすい立場
・容姿を他インストラクターと比べられることも…
ヨガインストラクターが少しでも太ったりすると常連の生徒さんに気づかれてしまうなんて事もあります。前日に食べ過ぎてお腹かぽっこり出た状態で次の日にレッスンをしたりすればたちまちそこに注目が集まったりもします。
複数のスタジオに通っている生徒さんもいて、そういう人はどうしても、どっちのインストラクターのほうがスタイルがいいかなどを無意識に比べているなんてこともあり、人に見られるという仕事柄どうしても容姿を比較されてしまいがちです。
・指導スキルは厳しい目でみられることも
複数のスタジオに通っている生徒さんだと「どちらのほうが良いか」と比較をされる傾向にあります。
その比較が生徒同士で評価され、しいてはスタジオの売り上げに影響する可能性もあるので、ヨガインストラクターとしてはとてもキツイ部分だと思います。
まとめ
上記で述べてきた通り、ヨガのインストラクターは正直とても大変な仕事です。
体力的にはもちろん、自分自身の評価と直結しているため、メンタル的にもキツイ部分があります。
しかし、お客様がヨガを通して健康になっていく姿をみられるのは大きなやりがいでもあります。もちろん、自分自身学ぶことが多い素晴らしい職業でもあります。
ただし、ヨガを独学で学んでインストラクターになるのは難しいもの。知識だけを学んでいても実践で指導する力は身につきづらいといえます。
そのため、多くの方がヨガインストラクター養成スクールで力を身につけます。プロ講師から学べるうえに、実技も多く総合的な力を身につけやすいからです。
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