パーソナルトレーニングが注目され、専門学校だけでなく養成スクールも数々出てきました。
また、筋肉の大きさを競うボディビルだけでなく、健康美を競う大会も出てきたことから、さらに筋トレブームが加速してます。
「筋トレの経験を活かしてパーソナルトレーナーになりたい!」
と思ってらっしゃる方もいらっしゃるでしょう。
今回はそんなあなたに、筋トレの経験を活かせる資格を4つ紹介させて頂きます!
筋トレの経験を活かせる資格4選!
①NSCA-CPT
いくつかある資格の中でも最もメジャーで、この資格取得を就職の条件としているジムもあります。
【受験条件】
・NSCAジャパン現行会員
・満18歳以上
・高等学校卒業者(又は高等学校卒業程度認定試験合格者)
【受験日程】任意の日にウェブ上で受験
(申し込み後から120日間のあいだに1回のみ受験可能。)
【合格率】73.3%
②NSCA-CSCS
①で紹介させて頂いたCPTは、パーソナルトレーナー向けの資格であるのに対して、 CSCSは競技スポーツの分野に特化した資格です。
【受験条件】
・NSCAジャパンの会員として有効であること
・学位取得者(学士、修士、博士)、4年制大学もしくは6年制大学の卒業見込み者、または高度専門士としての資格を保持する者
【受験日程】任意の日にウェブ上で受験
(申し込み後から120日間のあいだに1回のみ受験可能。)
【合格率】54.2%
③JATI
日本の機関が発行。他試験に比べ、応募要項の制限が多いことが特徴です。
【受験条件】専門学校など指定校を卒業(又は実務での指導経験3年以上。)
【受験日程】3月・10月に実施。(年2回)
【合格率】71%
④NESTA-PFT
日本だけでなく世界でも有資格者が多くいるため、認知度が高い試験のひとつです。
受験に先立って、事前講習があることも特徴的です。
【受験条件】高等学校卒業者(もしくは所定の講座受講修了、実務での指導経験1年以上。)
【受験日程】年に数回開催。(東京、大阪、名古屋)
【合格率】50~60%
資格取得に必要な勉強は?
勉強方法や実務経験によるところが多いものの、少なくとも1ヶ月、できれば半年は見込んでおきたいところです。
勉強方法としては下記の流れでやってみると良いでしょう。その後、自分のスタイルにあわせて勉強法をアレンジしてみても良いですね。
1か月目:テキスト熟読
テキストを一通り読むことで、必要な知識の大枠を知ることが出来ます。
また、自分がどの分野が苦手なのかを知ることも出来ますので、全て覚えることを目指すのではなく、大枠を把握するために、まずはひと通りテキストを読むことをおすすめします。
2か月~3か月目:問題集を繰り返し行う
続いて、問題演習をおこない実践に備えましょう。
凄く分厚いテキストを見ると、「こんなにたくさん覚えられない!」と絶望にかられることもあると思います。私自身もそうでした。
分厚いテキストの中でも、出題される問題は限られます。
問題集を終えるころには、出題傾向もつかめるはずです。
③4か月目~6か月目:苦手分野の克服に励む
テキスト問題集を解いていくと、トレーニングに関する問題は得意だけど、生理学が苦手など、自分の得意・不得意な分野が明確になります。
各分野に対して、同じ時間をかけて勉強する必要はなく、ある程度傾向がわかったら、苦手分野へ注力していきましょう。
上記が一般的な資格取得に向けた勉強のプロセスです。
前倒しで勉強が出来れば、その分苦手克服に時間を割くことが可能です。
実務経験が少ないようであれば、できるだけ時間をかけて勉強することをおすすめします。
まとめ
パーソナルトレーナーの資格には色々あるものの、カバーしている範囲は似通っているのが現状です。
あとは、受験要項や誰を、または何を対象(一般の方、競技スポーツなど)に活動をしたいのか、どこのジムに就職したいのかで取得するべき資格は変わってきます。
資格だけがあっても、活躍できるとは限らないのがパーソナルトレーナーの世界です。
知識が全てではないのです。
実際、資格を取得するだけでトレーナーとして活動を開始したものの、現場でどのように活かすか分からずにお客様や取引先の数が増えず、収入面で苦労している人をたくさん見てきました。
トレーナーとして能力をアップさせるためにオススメなのが「養成スクール」です。
養成スクールでは、基礎的な知識はもちろんですが、どのように現場で活かすのかまで学ぶことができます。
どのような資格を取得しようか迷っている、という方は養成スクールも合わせて検討されてみてはいかがでしょうか。
YASELABOPROでは、あなたに最適な養成スクールをご紹介いたします!まずはご相談だけでも構いません!お気軽にお問い合わせください。