パーソナルトレーナーになりたいと考えている人の中には、「どの資格を取得しようかな?」という悩みを抱えている方もいらっしゃるでしょう。
ネットで調べてみると、多くの資格が紹介されており、どの資格を取得するか迷うと思います。
そこで今回おすすめする資格が、「NESTA-PFT」です!
NESTA-PFTは、パーソナルトレーナーの資格の中でも特に知名度が高い資格で、特にこれからパーソナルトレーナーを目指す方におすすめの資格になっております。
今回はそんなNESTA-PFTの概要や取得方法について詳しく紹介いたします!
NESTA-PFTとは?
NESTA−PFTは、アメリカに本拠地を置くNESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)という団体が発行する、Personal Fitness Trainer:PFT(パーソナルフィットネストレーナー)というパーソナルトレーナー資格です。
NESTAが発行するパーソナルトレーナー資格である「PFT」は、フィットネスおよびウェルネス業界で国際的に知られており、世界中のフィットネスクラブで高い信頼を得ています。
NESTA-PFTの養成プログラムでは、クライアントの身体機能評価、プログラム立案、プログラム指導に関するノウハウを学べます。
さらに、パーソナルトレーナーとしてのビジネススキルやビジネスモデルについても学ぶことができるように構成されています。
NESTA-PFTは、これからパーソナルトレーナーを目指す人、フィットネスクラブやジムで働くことを考えている方におすすめです。
NESTA-PFT試験概要と認定取得までの流れ
NESTA-PFTの試験概要
NESTA-PFTの認定試験は、1日目の事前講習と2日目の認定試験の2日間にわたり行われます。
1日目の事前講習は8時間です。
NESTA JAPANの認定検定官が、NESTA PFT認定試験対策として総復習を行います。
どうしても都合がつかない場合などは不受講とすることも可能ですが、合格を目指すためには受講することが推奨されています。
2日目の試験は試験時間120分で、試験問題数は全125問で構成されています。
125問中100問の正解(正答率80%)で合格となります。
試験問題はすべて4択の選択方式です。
NESTA-PFT認定取得までの流れ
- 受験資格をチェック
- 受講の申し込み
- 受講料・受験料の振り込み
- 入金確認メール・受検案内(受験票)の受け取り
- 事前講習・認定試験の受験
- 試験結果の確認
受験資格をチェック
NESTA-PFTの資格認定試験を受験するためには、いくつかの出願条件があります。
以下の条件1~5すべてを満たしていること
- NESTA JAPAN(あるいは医学映像教育センター)にてPFTのテキストを購入済み
※他サイトからの購入、他人からの譲渡では受験できませんのでご注意下さい。
- CPR・AEDの技能に関して定期的なトレーニングを積んでいる
※資格認定を受けていることが望ましい
- 日本国籍または、日本で就労可能な在留資格を有すること
- 満18歳以上で、高等学校卒業以来の者、高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)合格者、またはNESTAが認定する教育カリキュラム修了者
※該当しない方は、以下の2つの方法で受験することが可能です。
- 高卒資格をなんらかの形で取得し、通常受験要件を満たす
- NESTAが認定する教育カリキュラム「ヒューマンアカデミースポーツカレッジ」にて、カリキュラムを終了する
- 次の1〜4のうち、1つ以上の項目に該当する
- 1年以上のパーソナルトレーナー、インストラクターなどの実務経験がある
- 1年以上の運動部指導、フィットネス企業勤務経験がある
- 体育系または医療系の大学および専門学校を卒業している
- NESTAの認定する養成講座、養成コースを修了している
【受講・受験の申込み】
NESTA JAPANの公式ホームページより、画面の案内に従って受講および受験の申込みを行います。
受験資格に当てはまり、すぐに受験したい方はダイレクトコースを、それ以外の方はNESTA認定講座であるゼミコースおよびWEBコースの申し込みを行います。
受講料・受験料の支払い
ダイレクトコースは、クレジットカード決済・銀行振込が可能です。
ゼミコース・WEBコースは、銀行振込のみとなります。
銀行振込の場合は、申し込みより1週間以内に入金を行います。
お振込先はお申し込み後に届く自動返信メールに記載されています。
入金が確認され次第、NESTAより案内のメールが送られてきます。
テキストを一緒にお申し込みされた方は、ご入金確認後3営業日以内に発送されます。
【事前講習の受講・認定試験の受験】
指定の会場にて、事前講習・認定試験をご受講およびご受験ください。
【試験結果の確認】
認定試験後、米国の機関による採点、NESTA本部(米国)での登録を経て
約4〜6週間で試験結果が届きます。
合格者の方には、NESTAより認定証が発行されます。
認定証がお手元に届いた時点から資格の効果を発揮するものとします。
資格の有効期限は4年間です。期限は認定証に記載されます。
4年の間に、「継続教育プログラム」の規定の単位を取得し、更新手数料2万円を支払うことで、資格を更新することができます。(継続教育プログラムの受講には別途受講料が必要となります。)
※残念ながら不合格となってしまった場合、初回受験から1年間は再受験料1万円のみで再受験できる再試験制度が用意されています。
NESTA-PFTの取得難易度はどれくらい?
NESTA-PFTの合格率は約50〜60%とされています。
NSCA−CSCSが約50%、NSCA-CPTが65%、JATI-ATI(日本トレーニング指導者協会認定トレーニング指導者)が約65%であることを考えると、合格率、難易度ともに中程度であることがうかがえます。
合格者の中にはトレーニング初学者の方々も多くいるようですが、そのような方々は受験対策講座であるNESTA認定講座を受講している方が多いようです。
また、合格者の方々の受験準備期間等は受験者間で大きな幅があるようです。
NESTA-PFTを取得するための効果的な勉強方法とは?
NESTA-PFTの取得に向けた効果的な勉強方法は、トレーナー経験がある方かトレーナー未経験者かで異なります。
トレーナー経験がある場合
これまでトレーナーとして活動していた方や医療従事者として働いていた方などは、解剖学や生理学、運動学といったパーソナルトレーナーとして必要な基礎知識を十分にお持ちでしょう。
そのよう方は公式サイトから購入できる問題集を購入し、一度ひととおり解いてみるのがおすすめです。
NESTA−PFTの問題集は問題編と解答編の2冊セットです。
解いてみることでご自身の知識レベルや苦手な分野などを把握することができ、合格に向けた効率的な学習を進めやすくなるでしょう。
また、これまでの経歴の中で基礎知識を持っていたとしても、「しっかりと学びなおしたい」という思いから認定講座で学び直している方も多いようです。
トレーナー未経験者の場合
一方で、これまで医学やスポーツ科学といった分野を学ぶ機会が無かったという方は、NESTAが開講している認定講座を受講することや、トレーナーの専門学校で基礎から学ぶことがとても重要になります。
しっかりと学ぶことで知識、技術ともに正確なものを身につけることが可能になります。
経歴や実績を誇る講師陣が揃っていますので、確かな技術と知識を身につけることができるでしょう。
NESTA−PFT取得を目指すならYASELABOPROでご相談を!
NESTA−PFTはしっかりとした資格であるため、取得に際して求められる知識レベルは高いといえます。
取得に向けた勉強、そして取得後にしっかりとクライエントの要求を満たすことのできるトレーナーになるためにも、トレーナーの養成スクールで学ぶことは非常におすすめの方法です。
養成スクールには、経歴や実績を誇る講師陣が揃っていますので、確かな技術と知識を身につけることができます!
しかし、「養成スクールはどうやって見つけたらいいの?」という疑問もありますよね。
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