パーソナルトレーナーとして活動していくうえで独立という目標を持っている方は多いのではないでしょうか?
しかし、独立までのキャリアパスが描けないという方も多いはずです。
例えば、具体的な働きかた・収入など、多くの不安要素があるのではないでしょうか?
今回はYASELABOPROがあなたの不安をひとつずつ解決していきます!
パーソナルトレーナーとして独立した場合の勤務形態
1、フリーランス
どこにも所属せずに活動するスタイルです。
出張トレーニングでクライアントと個人契約を結んだり、企業と契約してグループトレーニング指導を行います。
また、独自のノウハウを身につけた際にはセミナーなどを開講することもできるでしょう。
2、業務委託
大手のフィットネスクラブ等で業務委託を受けて活動します。
この場合はすでに会員として通っている人を対象に指導を実施します。
3、開業
自分が経営者となって、パーソナルトレーニングジムを経営します。
マンションの1室でジムを開業することもできれば、もう少し広いスペースで人を雇って店舗展開していくことも可能です。
独立するメリットとは?
収入を増やすことができる
個人事業としてパーソナルトレーナー業を成功させれば高収入が期待できるでしょう。
ジム社員の場合は固定給があり、割りに合わないということが起きてきます。
しかし、独立した場合は、自分のもとに全部お金が入ってきます。
集客をしっかりやって、お客様が増えていけば、ジムの社員に比べてかなり多くの収入を得ることができます。
自分の時間ができる
自分で裁量をもって、働く時間を決められるのもメリットといえるでしょう。
パーソナルトレーニングの合間はカフェで読書をしたり誰にも文句を言われることがなく自由な時間を過ごすことができます。
「先輩が働いているから休憩中も気を抜けないな…」
「拘束時間が決まっているため無駄な時間が多いな…」
これらはジムだけでなく、一般的な会社員からよく出る不満です。
筆者が独立して一番良かったポイントは時間が思い通りに管理できるという点です。
時間は有限なので無駄な時間をなくすことができるのは大きいですよね。
自分の成長に繋がる
基本的にジム社員でいると毎日が同じ業務の繰り返しになると思います。
そのため、成長できる機会が限定されてしまうリスクもあります。
独立に際しては、多くの学びがあります。
開業届や税金の管理など多くの問題があり大変ではありますが、それらをこなしたからこそ得られる経験があります。
集客のためのマーケティングやお金の管理など今まで会社がやってくれていたことすべてを自分で行わなければなりません。
それだけにトレーニング以外でも自己管理能力が求められますが、やりがいも十分にあります。
独立するデメリット
収入が安定しない
当然ながら、収入はすべて自分の売り上げに左右されます。
フリーランスのパーソナルトレーナーの場合、
収入=セッション単価(業務委託費)×セッション数となります。
メリットとして頑張った分だけ稼ぐことができる反面、クライアントがつかなければ収入は確保できません。
また、あなた自身が商品となるので、病気や怪我をしてしまいセッションが行えなくなると収入がゼロになってしまいます。
それだけに体調管理なども含め、コンスタントに収入を安定させるために試行錯誤する時期もあるでしょう。
すべての責任は自分にある
ジムを開業しなくても個人事業主となった以上は経営者です。
上記で説明した収入だけでなく、あらゆるリスクを想定して対策しておく必要があります。
独立すると責任がすべて自分にかかってきます。
特に、クライアントが怪我をしてしまった際に備えて賠償保険に加入するなどのリスクマネージメントは最低限しておきたいところです。
税金、社会保険にお金がかかる
すべての個人事業主に共通することですが、社会保険料や国民年金の納付額が増えます。また、年度末には確定申告で自分の収益を申告する必要があります。
収益に余裕が出てくれば税理士に依頼することも可能ですが、開業当初は自分で申告するトレーナーがほとんどだと考えれられます。
しかし、調べれば分かることが大半なので、開業届を出した折に確認しておきましょう。
独立するために必要なことは?
資格
パーソナルトレーナーとして開業するにあたり、特定の資格があるわけではありません。
しかし、業務委託を受けたり、クライアントからの信用を得るために資格があるに越したことはないです。
また、ブランド力のあるジムであれば特定の資格を有していることが採用の条件として含まれているケースがほとんどです。
下記の内どれかひとつあれば大手フィットネスクラブの採用条件をクリアできると思います。
・NSCA-CPT(全米ストレングス&コンディショニング協会認定パーソナルトレーナー)
・JATI-ATI(日本トレーニング指導者協会認定トレーニング指導者)
・健康運動指導士、健康運動実践指導者(健康体力づくり事業財団)
経験
3年ほどの経験があり、月間セッション数150本程度をコンスタントにこなせるようになれば独立しても安心です。
理由は体験からの入会率が高くなってきたり、自分のトレーニング指導のスタイルがつかめてくるからです。
正直に言うと、まったく未経験からの独立は厳しいでしょう。
クライアントに満足度の高いトレーニングを提供できなければ、継続して依頼を受けることも不可能です。
業界のノウハウや、人脈などがないまま勢いで起業して、独立後に苦労するというのは典型的な失敗例です。まずは、ジムなどで勤務しながら少しずつ実績を積んでいくのが近道でしょう。
資金
マシンを購入してジムを一から作り開業するならば500万円~1000万円はかかると思います。
また、開業直後から期待するほどに収入が得られることはまずないと考えておきましょう。
当面の生活費もセーブしておくのが安心です。
まとめ
・独立のメリットは、自分の時間ができる・頑張り次第で収入が増える・自分の成長につながる
・独立のデメリットは、収入が安定しない・すべて自己責任・税金、社会保険にお金がかかる
・未経験からの独立は難しいので、ある程度トレーナーとしての力をつけてから独立する
せっかくパーソナルトレーナーとして独立するなら成功したいですよね?
そのためには、トレーニング指導もうまくないければいけないし、集客の力も必要になってきます。
しっかりトレーニングの知識・スキルを身に着けるたい方には養成学校をおすすめします。
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