パーソナルトレーナーになったきっかけ
以前は東証一部上場企業の商社で働いていました。
人と人の橋渡しをする仕事にやりがいを感じる一方で、「最大限の情熱を注げているのか」と疑問も抱くようになりました。
そんな中、趣味の1つとしてトレーニングを開始。どうせやるならベストな方法で取り組みたいと考え、まずは海外の記事や文献、論文に目を通し、1ヶ月以上かけて情報収集に努めました。
その後、トレーニングプログラムを作成。体にかかる負荷を計算し、エクセルを使って徹底管理。
どこを鍛えたいのかによって種目や回数を調整しながら、トレーニングに打ち込みました。
その結果、約1年で17kgの増量に成功!身長175cmで体重60kgと痩せ型だった僕は、周りが驚くほど筋肉質な体型になりました。
この経験が、「筋肉がつきにくい体質だったのではなく、正しい方法を知らなかったんだ」という気付きに繋がりました。
パーソナルトレーナーであれば、心から情熱を注いで働けると直感。商社を退職し、総合ジムで働きながら資格を習得。パーソナルトレーナ
ーに転身を果たしました。
パーソナルトレーナーとして大事にしているもの
科学的根拠をしっかりと持ちながら、パーソナルなプログラムを作成すること。
論文などから常に情報を入れ続けている一方で、論文だけに頼らないことを大切にしています。
パーソナルトレーナーになったきっかけ
物心ついた頃からクラシックバレエを習っていた私は、プロを目指してバレエ中心の生活を送っていました。
ただ、技術だけでなく体格も重視されるバレエの世界。
プロになるには「身長155cm以上」という条件があり、この身長の壁にはばかられ、高校生まで追いかけてきたプロになる夢を断念…。
勉強よりも遊びよりも情熱を注いでいたバレエを諦めることは、18歳の私にとってとても大きな挫折経験でした。
仕事も順調で一見、挫折を乗り越えたように思えるのですが、身長が低いためにここでもやはり体型に対するコンプレックスが生まれてきたのです。
そこで気付いたのは、『ファッションは体づくりから』ということ。洋服で表面的に着飾るだけでなく、整えられた体で洋服をまとってこそファッションが際立ちます。
きっと、それが本物の美しさなのではないかと感じたのです。
プライベートでは、渡米後から7年間ヨガを続けていました。
「キレイな人の美の秘訣を学びたい+人に伝えていきたい」という想いで、ヨガインストラクターの資格を取得。
バレリーナ時代に学んだ、体の使い方や食事についての知識も手伝って、この頃からパーソナルトレーナーになることを視野に入れ始めていました。
2016年に日本に帰国したタイミングで、パーソナルトレーナーになることを決意。トレーナーの学校に通って解剖学を学び、筋肉や骨格の知識も習得しました。
パーソナルトレーナーとして大事にしているもの
私はこれまでの人生で、ずっとダイエットと向き合ってきました。元々はすごく太りやすい体質で、中学生から食事制限をしていましたし、アメリカへの留学で食生活が変わり、体重の増減を繰り返していました。
だからこそ、『楽しみながらトレーニングしないと意味がない』と強く思うんです!なりたい自分を目指してのトレーニングであっても、そこにストレスがあっては良くない。
『生活の中で楽しみながらやる』ことがポイントだと思っています。
それにはまず、自分を認めることから。「甘いものが好き」「晩酌が好き」「運動の継続が苦手」そんな自分を認め、その上で自分をコントロールすることこそがトレーニングだと考えています。
私は晩酌が好きなので、連日晩酌を制限するとやはりストレスがかかってしまいます。
なので、おつまみを工夫してカロリーを抑えたり、晩酌の分、どうやって朝と昼でカロリーを抑えようかとゲーム感覚で楽しんでやっています。
例えば、食べすぎてしまった日もへこむのではなく、「美味しかったから明日頑張れる!」と切り替えたり、「今日は運動したくない気分だけど、頑張ったらビールが飲める!」というように、ポジティブなエナジーに変えて一緒にトレーニングを続けていきましょう!
自分の良さをしっかりと知り、自分らしい体型づくりをみなさんと一緒にしていきたいと考えています。