ここ数年、ヨガを楽しむ人が急激に増えてきています!
ヨガと聞くと、ポーズをとって身体を鍛えたり、瞑想して気持ちを整えているというイメージがあると思います。
しかし、最近「笑いヨガ」というものが流行ってきているって知っていましたか?
「ヨガと笑いに何の関係があるの?」と思う方もいらっしゃるでしょう。
今回は、その話題の笑いヨガがどういうものかを詳しく解説いたします!
笑いヨガってなに?
笑いヨガは、笑いと深呼吸を組み合わせた有酸素運動の健康体操法です。
笑いによって多くの酸素を身体全体に取り入れることによって、体内にエネルギーを満たすことができます。
まずは深呼吸をして、自然な笑いでも作り笑いでも、とにかく声をだして笑う。
笑うことでリラックスしストレスを減少させながら心を解放し、体調を整えるという体操です。
ラフターヨガとも呼ばれる笑いヨガの発祥地はインド。
始まりは1995年、インド人の医師マダン・カタリアとその奥様マジュリー・カタリア を含め、たったの5人で始まりました。
それが今や世界100ヶ国以上に広がっているそうです。
私も一度だけリシュケシュで、笑いヨガのグループに偶然出会い、初めて笑いヨガを体験しました。
30人くらいの中高年の方たちが中心で、みなさん一斉に大声で笑い始め、それにつられて私たちのヨガグループも一緒になって大笑いを始めたのです。
みんな幸せそうでとても楽しそうで、その大きな笑い声や笑顔で周りの空気は一瞬にして強いポジティブエネルギーに包まれ、今までに体験したことのない幸福感と不思議な喜びを感じました。
日本笑いヨガ協会や、NPO法人ラフターヨガジャパンではケアホームのアクティビティ、地域活性化のイベント、企業やその他の団体などでストレス解消や、より良いコミュニケーション作りの向上のためなどとして笑いヨガを提供しています。
笑いヨガインストラクターになるために必要な資格とは?
笑いヨガのセッションやグループをリードするためには、リーダーまたはティチャーになるための養成講座を受け認定される必要があります。
養成講座は、日本笑いヨガ協会または、笑いヨガの第一人者といわれるDrカタリアが開校しているインドのラフターガ・インターナショナル・ユニバーシティでも受講することができます。
オプションで日本語通訳をお願いすることもできますから、英語での講座でも安心ですね。
笑いヨガ認定マスタートレーナによって開催される2日間または5日間の講座を受け、笑いヨガに関する深い知識を学ぶことができます。
2日間の講座を修了するとリーダーに、5日間の講座を修了するとティーチャーとして認定されます。
受講対象者としては、ヨガインストラクター・ジムトレーナー・セラピスト・ヘルスケアの専門家などの医療関係労働者・介護士・学校教員・その他歌手やコメディアンなどのエンターテイメントに関連する職業の方など。
笑いヨガインストラクターの収入はどのくらいなのか?
ラフターヨガ・インターナショナル・ユニバーシティの指導によると、笑いヨガは有料でもいいですが、基本的には社会貢献として行うことをすすめています。
笑いヨガでプロになりたい方は、マスタートレーナーの資格を取り、リーダー養成講座やティチャー養成講座を定期的に開催すればある程度の収入を得られるようです。
日本で開催されている、5日間ティーチャー養成講座の料金は3万円ほどです。
そのうち30%を経費としても、30人ほどの参加者があればそれなりの収入になるでしょう。
その他、企業団体の研修会や後援会などのイベントなどを開催するのもよいでしょう。
笑いヨガ歴10年のマスタートレーナによると、笑いヨガで収入を得ている人もいますが、十分な生活ができるような収入は得られていないのが現状とのことです。
まとめ
・笑いヨガは有酸素運動の健康体操方
・笑いヨガインストラクターになるには、養成講座を受けて認定される必要がある
・養成講座の料金は3万円
・笑いヨガは社会貢献のためにやるように勧められている
笑いヨガの健康促進効果は、インドとアメリカの臨床研究で科学的に証明されているそうです。
笑いヨガ、思いっきり笑って元気になれるなんて素敵ですよね。
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